①タスクの分解

ここでは、2つのステップを経て、支援したいタスクをサブタスクへ分解する。

(1)タスクの初期状態と目標状態、その間の作業手順を確認する。
(2)確認した手順を、下記の6種類のサブタスクに分類する形で分解する。

ここで、タスクは全て、複数のサブタスクに分解されます。ただし、一度にユーザに提示すべき、連続したサブタスク群がある場合、それらを再度まとめる必要があります。(詳しくは、表示するサブタスクについてをご覧ください。)

サブタスクの種類一覧

オブジェクトの選択

「対象物」を選ぶ、または、選んで手に取る作業。
他5種類のサブタスクで扱う対象物や指定箇所を前もって選択するために利用。

例)数ある部品の中から、次の作業に必要なブロックを選び取る。
オブジェクトの設置(説明不)

2種類のオブジェクトを使用し、「対象物」を「指定箇所」に、単純に設置する作業。( 指定箇所は、設置先の場所を指す。)
ユーザに対して特に手順を説明する必要の無い場合に利用。

例)ブロックを指定位置に置く。
オブジェクトの設置(説明必)

2種類のオブジェクトを使用し、「対象物」を「指定箇所」に、「押し込む」・「ねじる」といった説明が必要となる動作を用いて設置する作業。
手順説明が不要な場合は、「オブジェクトの設置(説明不)」を利用。

例)電源ユニットをPC筐体に「指定された角度で押し込む」動作を用いて取り付ける。
オブジェクトの変形

「対象物」の形を変える作業。

例)1本のロープを結ぶ。
他にも、「ボタンの押下」や「部品の取り外し」などもこれに当たる。
オブジェクトのサイズ調整

「対象物」の状態を調整・設定する作業。

例)必要とするロープの長さを物差しで測る。
オブジェクトの観察

「対象物」の状態を観測する作業、またそれに伴うユーザの(視点)移動。

例)大きな部品の裏側を確認する。


具体例:以下の4つの手順でブロックを土台に設置するタスクの場合

これに対し、上記のサブタスクの種類に従って分類を行うと、以下の8個のサブタスクに分解できる。

手順 サブタスクの内容 サブタスクの種類 元々の作業手順
1 青色のブロック(2×4)を手に取る。 オブジェクトの選択
2 青色のブロック(2×4)を、土台の左端から5マス、下端から3マス空けて土台上に設置する。 オブジェクトの設置
(設置方法説明が不要)
3 青色のブロック(2×2)を手に取る。 オブジェクトの選択
4 青色のブロック(2×2)を、設置済みの青色のブロック(2×4)左端から4マス、上端から2マス空けて土台上に設置する。 オブジェクトの設置
(設置方法説明が不要)
5 黄色のブロック(2×4)を手に取る。 オブジェクトの選択
6 黄色のブロック(2×4)を、設置済みの青色のブロック(2×4)右端から4マス、下端から2マス空けて土台上に設置する。 オブジェクトの設置
(設置方法説明が不要)
7 赤色のブロック(2×4)を手に取る。 オブジェクトの選択
8 赤色のブロック(2×4)を、設置済み青色のブロック(2×2)と黄色のブロック(2×4)の上に設置する。 オブジェクトの設置
(設置方法説明が不要)

 

情報デザイン表
ユーザトラッキングの自由度:
手順 サブタスクの内容 サブタスクの種類 オブジェクトトラッキング 情報提示方法 操作
行を下に追加()、行の削除()、下の行との入れ替え()
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